Mutt Motorcyclesは、レトロな低シリンダーのネイキッドバイクで知られており、新しいStravaig 401でアドベンチャーバイクセグメントに進出しています。このバイクは36.2 hpのツインシリンダーで、追加費用を除いて5,800ユーロで販売されます。
2024年9月に市場に登場する予定で、マットグリーンまたはマットブラックでの提供となります。A2ライセンスを持つ人向けの手頃なアドベンチャーバイクの成長するセグメントに参入するために設計されており、KTM 390 AdventureやHonda CRF300 Rally、さらにはCFMoto 450MTなどの中国の代替品と競争します。
Stravaigは、バーミンガムブランドのこれまでで最大のバイクで、401 ccの平行ツインシリンダー、液冷エンジンを搭載しており、8バルブとダブルオーバーヘッドカムシャフトを備えています。最大出力は8,500 rpmで達成され、6,500 rpmで32 Nmのトルクが発表されています。
このバイクは、2013年に設立された会社にとっての方向転換を示しています。主に空冷エンジンを搭載した手頃なレトロバイクを生産しており、古いスズキGN125エンジンにインスパイアされています。
Stravaigは市場に完全に新しいわけではなく、以前はSinnis Terrain 380として存在していました。2020年に英国で初めて発売され、中国のZongshenによって製造され、Sinnisブランドの下で販売されていました。このモデルの生産中止に伴い、Muttは自社版を発売する機会を得て、ブランドの特徴的な現代的なスタイリング要素を取り入れました。
広い肩、3ピースの取り外し可能な荷物、高さ調整可能なウインドシールド、そして「尖った」前部を持つStravaigは、トライアンフ・タイガー900ファミリーに似ています。また、USBおよび12V充電ポート、カラーディスプレイのTFTインストルメントパネル、タイヤ圧監視機能も備えています。
シート高は810 mmで、新しいライダーにとってアクセスしやすいです。しかし、215 kgの走行時重量はかなりのもので、同等のホンダより62 kg重いです。
バイクは、前輪が19インチ、後輪が17インチのチューブレスタイヤ付きスポークホイールを装備しています。ブレーキシステムは、4ピストンキャリパーを持つ2つの前ディスクと、1ピストンキャリパーを持つ後ディスクで構成されています。
出典: Mutt Motorcycles