FB モンディアル HPS 125 は、クラシックな外観とスクランブラー要素で魅了するレトロスタイルのネイキッドバイクです。そのデザインにおいて、燃料タンクは中心的な役割を果たし、スポーティな外観を与え、慎重に選ばれたコンポーネントや装飾がそれを補完しています。コンパクトなフェンダーからスイングアームに統合されたナンバープレートホルダーまで、ディテールへのこだわりが見受けられます。
エンジンとシャーシ
このマシンの心臓部は、デュアルオーバーヘッドカムシャフトと4バルブを備えた4ストローク単気筒エンジンで、液冷の恩恵を受けています。このパワープラントは、14 HPを超える出力と10.5 Nmのトルクを発揮します。燃料供給は、燃費効率で知られるデルオルトの電子燃料噴射によって確保されています。
サスペンションシステムは、前部に40 mmの逆フォークを、後部にはプリロード調整可能な2つのショックアブソーバーを組み合わせています。ブレーキングは、前輪に大きなディスク(280 mm)と4ピストンラジアルマウントキャリパーを備えた1つのディスクによって担われています。ABSの存在は注目に値しますが、イタリアのブランドのカタログにはCBSシステムを搭載したバージョンも用意されています。
際立った装備
この装備のハイライトの一つは、7インチのTFTスクリーンを備えたインストゥルメントパネルです。クラシックモードとレーシングモードの2つの表示モードを提供しています。クラシックモードでは、中央にスピードメーターがある円形のタコメーターが表示され、レーシングモードでは、タコメーターが横長のバンドで表示され(回転数が上がるにつれて色が変わります)、スピードメーターとギアが強調されます。さらに、冷却水温、燃料レベル、時計、トリップメーターの情報も提供します。インテリジェントセンサーが背景をナイトモードに調整し、低光条件下でライダーの眩しさを防ぎます。
出典: FB Mondial