CFMOTOは最近、新しいモデルを次々と発表しており、絶好調です。最近、同ブランドはエントリーモデルであるMT450を発表し、フィリピンのビーチで世界初公開されました。
MT 450への熱気を受けて、CFMOTOは現在、MTシリーズのフラッグシップモデルとなる可能性のある1250MTを発表しています。
CFMOTOとKTMが数年間密接に連携していることは秘密ではありません。このパートナーシップにより、KTM 790 DukeおよびAdventureを基にした800NKや800MTなどのモデルが生まれました。また、CFMOTO 450シリーズが廃止されたKTM 490シリーズの後継モデルであるという噂も何度か流れています。
さて、1250MTについて何を言いたいのか、あなたはおそらく推測できるでしょう。オーストリアのブランドの技術が使用されている可能性が高く、もしかすると前世代の1290 Super DukeおよびSuper Adventureのツインシリンダーエンジンの形で提供されているのかもしれません。参考までに、このエンジンはCFMOTOの宇宙にはすでに存在しており、1250TR-Gという中国の警察に広く使用されているグランドツアラーを駆動しています。
ここでは、エンジンは1,279 ccに若干ダウンサイジングされ、140馬力を発揮します。これは、BMW R 1300 GSやトライアンフ・タイガー1200などのモデルと競争するには十分です。そして、450MTや800MTがオフロードで優れている一方で、1250MTは19インチのフロントホイールと17インチのリアホイールを備えていることから、よりロードフォーカスのマシンであるようです。
公式な発表はないものの、このバイクのプレゼンテーションを除いて、CFMOTOからは1250MTに期待できる技術や機能の基盤としてMTファミリーの他のバイクを参考にすることができます。ライディングモードやインテリジェントコネクティビティは確実であり、新しいモデルにはヒーティッドグリップ、調整可能なウィンドスクリーン、その他のツーリングアクセサリーが含まれる可能性が高いです。
CFMOTOのような中国のバイクメーカーが世界市場を支配することを目指しているのは間違いありません。10年も経たないうちに、中国製のバイクは安価な模倣品から、世界市場で際立つパフォーマンス志向のマシンへと進化しました。