ヨハン・ザルコは、バレンシアMotoGPの最初のフリープラクティスで最速のタイムを記録しました。ほぼ常にドゥカティがタイムシートのトップにあり、フランス人ライダーがペースを設定しました。
ザルコ(プラマック・レーシング/ドゥカティ)は、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハ)やジョアン・ミル(レプソル・ホンダ)を上回って、最初のセッションのリーダーとなりました。しかし、2回目のフライングラップで順位が完全に入れ替わり、ホルヘ・マルティン(プラマック・レーシング/ドゥカティ)がトップに、ラウル・フェルナンデス(クリプトデータRNF MotoGPチーム/アプリリア)が2位に浮上しました。
リードを維持していたマルティンでしたが、アレックス・マルケス(グレシーニ・レーシング/ドゥカティ)がすぐに接近し…同じライバルにオーバーテイクされてしまいました。マルティンはマルコ・ベッゼッキ(ムーニーVR46レーシングチーム/ドゥカティ)にリードを奪われましたが、わずか6千分の1秒差で再びタイムシートのトップに立ちました。
10分が経過した頃、ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(グレシーニ・レーシング/ドゥカティ)がリードを奪い、マルティンより26千分の1秒速いタイムを記録しました。同じ頃、セッションの最初のクラッシュが発生し、ミルとアレックス・マルケスの両者が関与しましたが、幸いにも大きな影響はありませんでした。
チェックフラッグまで約21分の間、順位は安定していましたが、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)とエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)がそれぞれ1位と2位に入ると、すぐにマーベリック・ビニャーレス(アプリリア)にオーバーテイクされました。しかし、その後ビニャーレスはディ・ジャンナントニオに再度オーバーテイクされました。
しかし、最良のラップは終了直前に記録され、ザルコは1分30.191秒のタイムを叩き出し、ディ・ジャンナントニオを0.187秒差で上回りました。マルティンは0.259秒遅れの3位でフィニッシュし、ベッゼッキとビニャーレスがトップ5を完結させました。チャンピオンシップリーダーのフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ)は、控えめな13位からスタートしました。
タイムシート: