バルセロナのMotoGPソリダリティGPで驚きの結果!中上貴晶が寒く曇ったコンディションの中、最初のフリープラクティスセッションでタイムシートのトップに立ちました。
序盤、ホンダのジョアン・ミルがグレシーニ/ドゥカティのアレックス・マルケスをリードしている時点で、わずか7人のライダーがタイムを記録していました。しかし、レッドブル・ガスガス・テック3のライダー、アウグスト・フェルナンデスとペドロ・アコスタが関与する重事故がセッション開始からわずか6分で赤旗を出しました。
フェルナンデスとアコスタは重傷を免れましたが、ターン6でのバリア修理により、長時間の遅延が発生しました。
セッションが再開されると、ホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック/ドゥカティ)がタイムシートのトップに立ち、ミルが2位に続きました。2020年のチャンピオンはその位置を長く保持できませんでした。マルティンはすぐにアレックス・マルケスに抜かれ、その後アコスタに続かれ、フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ)が4位に座りました。
最後の10分間で、前方のポジションが変動しました。ブラッド・ビンダー(レッドブルKTM)が3位に上がり、中上貴晶(LCRホンダ)が4位に上昇し、マルティンが5位に押し出されました。驚くべきことに、中上は残り2分でトップの座を奪いました。
日本人ライダーはリードを維持し、最終GPをFP1の勝利でスタートしました。アコスタが2位で0.411秒差、続いてアレックス・マルケスが3位、ビンダーが4位、マルティンがトップ5を締めました。バニャイアは7番目に速いタイムを記録しました。