今週末、モトクロス・オブ・ネイションズがマッタリー・ベイジンで開催されています。昨日は予選レースの日で、スペインが最強のチームとして浮上しました。
オープンカテゴリーでは、ジェット・ローレンス(オーストラリア/ホンダ)がイベントを支配しました。彼は2周目にルーベン・フェルナンデス(スペイン/ホンダ)を抜いて先頭に立ち、ライバルに対して6.145秒の差をつけてゴールしました。マキシム・ルノー(フランス/ヤマハ)が3位に入り、スタートからフィニッシュまでその位置を維持しました。
MXGPでは、2023年と2024年の世界チャンピオンがその優れたパフォーマンスを披露しました。スペイン人選手は、チャンピオンシップのライバルであるティム・ガイザー(スロベニア/ホンダ)を5.630秒差で引き離しました。ロマン・フェヴル(フランス/カワサキ)は、最後の周回でハンター・ローレンス(オーストラリア/ホンダ)を抜いて3位を確保しました。
トム・ヴィアル(フランス/KTM)もMX2予選レースで圧倒的な成績を収めました。このライダーはスタートからフィニッシュまでリードし、ルーカス・コエネン(ベルギー/ハスクバーナ)に対して9.653秒の差をつけました。シモン・レンゲンフェルダー(ドイツ/ガスガス)は、ペナルティ周回でマックス・アンスティ(イギリス/ヤマハ)を抜いて安心して3位でゴールしました。
3つの予選レースの総合順位では、スペインが3ポイントでリードしており、フランスが1ポイント差、オーストラリアが2ポイント差で続いています。ポイントは各レースの最終順位に直接対応しており、ポイントが少ないほどチームのランキングが良くなります。
エストニアは31ポイントで19位に終わり、日本と同点でしたが、3つ目の結果でのタイブレークにより19位を確保し、メインファイナルへの出場権を獲得しました。日本は、他の12チームと共にBファイナルでメインファイナルの最後の1枠を争います。これらのチームの1つは、クロアチア、ギリシャ、アイスランド、リトアニア、ポーランドが参加するCファイナルの勝者となります。