フェラーリは、2025年末までに初の100%電動モデルを発表するために取り組んでおり、新モデルの価格は約50万ユーロになると、プロジェクトに近い情報筋が「ロイター」に語っています。
この価格は、電動フェラーリをプラグインハイブリッドのSF90ストラダーレよりもやや高く、現在の高性能100%電動モデルのほとんどよりも大幅に高く位置づけることになります。しかし、リマック・ネヴェラのような一部のハイパーカーよりはかなり手頃な価格です。
フェラーリが初の電動モデルを50万ユーロ以上で販売することを検討しているという事実は、「最も裕福なファンがそれを受け入れる準備ができているというブランドの自信を示している」とロイターは強調しています。
新しい100%電動フェラーリについてはほとんど知られていませんが、これは新しいマラネッロ工場で製造され、2023年6月20日金曜日に開所される予定で、フェラーリによれば、3〜4ヶ月以内に完全稼働する見込みです。
新しい生産ユニットにより、フェラーリはガソリン、ハイブリッド、完全電動エンジンを搭載した新モデルを生産できるようになり、ブランドによれば、2023年の13,663台から年間約20,000台まで生産を最大3分の1増加させることに寄与し、長い待機リストを緩和し、特に新興市場での増大する需要に応えることができるとしています。