ドイツのファンドMutaresに買収されたEfacecは、ソルトレイクシティに拠点を置くクライアントであるeV Power Exchange Corp.(eV Power)との提携により、アメリカ市場での存在感を強化することを発表しました。この提携には、アメリカの西部にあるユタ州で132台のQC45電動充電器の供給と設置が含まれています。
“すでに20台の充電器が設置されており、2024年の第2四半期末までにさらに50台の設置が計画されているため、新しい電気自動車充電ネットワークは年末までにユタ州で最大のものの一つになるでしょう”とEfacecは声明で明らかにしました。
Efacecは、各充電ステーションには4台のQC45充電器が含まれており、4台の車両を同時に充電できることを説明しました。そのうちの1台は、移動が制限されたドライバー専用です。
QC45充電ソリューションはEfacecによって完全に開発されており、30分未満で80%までの急速充電能力と高い信頼性を特徴とし、CCS出力とCHAdeMO出力を組み込んでいます。
設立された提携には、Efacecが設計した充電ポイント管理システム(CPMS)であるEVCoreのライセンス供与とカスタマイズが含まれています。このソフトウェアは、ドライバーがeV Powerのカスタマイズされたモバイルアプリ(アプリ)を通じて、利用可能な充電器を見つけ、特定し、予約することを可能にします。
Efacecによると、eV Powerに提供されたソリューションの競争上の利点の一つは、他の市場に出回っているものと比較して、“顧客のニーズや要件に応じてカスタマイズできる可能性があり、この場合はeV Powerと米国市場に対応しています。クレジットカード決済端末を統合することで、ドライバーはアプリをインストールし、システムに登録することなく支払いを行うことができ、充電プロセスが効率化されます。”
“eV Powerとの関係とパートナーシップの強化は、100台以上の高速DC充電器の納入、さらにEVCoreプラットフォーム(CPMS)およびそのモバイルアプリケーションとウェブポータルの提供により、Efacecの持続可能なモビリティソリューションの開発と提供に対する強いコミットメントを再確認させるものです、”とEfacecの最高商業責任者であるマイケル・シルバは述べました。