フェラーリは、SF90 XX ストラダーレがイタリアのフィオラノサーキットでの公道モデルとしての最速ラップ記録を達成したと発表しました。
SF90 ストラダーレを基にした特別限定版である SF90 XX ストラダーレは、プラグインハイブリッドで四輪駆動、高性能を誇るモデルであり、フェラーリのこの種の初の提案でもあります。後部中央に搭載された4.0 V8ターボガソリンエンジン、前軸に独立した2つの電動モーターとV8とギアボックスの間に設置された1つの電動モーターからなるPHEVパワートレインと、完全電動モードで25 kmの航続距離を提供できる7.9 kWhリチウムイオンバッテリーを搭載しています。最高速度は135 km/hまで利用可能です。
加速において史上最速のフェラーリとして位置づけられ、0から100 km/hにわずか2.3秒で達し、0から200 km/hは6.5秒で達成し、最高速度は320 km/hに達することができます。
これらのすべての特長を備えたSF90 XX ストラダーレは、フェラーリの開発およびテストリーダーであるラファエレ・デ・シモーネが運転する中、フィオラノサーキットで1分17.309秒のタイムでラップを完了し、新しい記録を樹立しました。
マラネロに本拠を置く会社は、時間とテレメトリが独立して記録され、モータースポーツの専門機関によって認証されたことを発表しました。
記録の後、フェラーリはすでに、記録を打ち立てたSF90 XX ストラダーレが12月15日からマラネロのフェラーリ博物館に展示されることを発表しました。