ブガッティは、40台の限定生産モデルであるボリードハイパーカーの開発を続けており、すべてのユニットはすでに販売済みです。今回は、これまでで最も過激な車の一つになることが期待されるその内装を公開しました。
シロンで使用されているプラットフォームを基にしたボリードの内装は、競技からインスパイアを受けており、豊富なカーボンファイバーが青と対比を成しています。しかし、キャビンのハイライトは、フォーミュラ1で使用されるものに似た「X-テーマ」のステアリングホイールで、8つのボタンと2つのロータリーコントロールがあり、ハイパーカーの設定に迅速かつ簡単にアクセスできます。
ステアリングホイールの背後には、2つの異なる表示モードを提供するインストゥルメントパネルがあります。一つは、ブガッティのテストドライバーの助けを借りて選ばれた、より技術的な情報を目的としたものであり、もう一つは、ドライブモードなどのより伝統的な機能を含んでいます。
オリジナルのセンターコンソールには、主要機能にアクセスするための10個のボタンが配置されており、その下には緊急停止を示すためのボタンと、ブガッティによればボリードの消火器を作動させるためのボタンが2つ、大きめのサイズで設置されています。
また、中央コンソールの両側に配置された4本の円形アルミニウムチューブにも注目してください。これらはブガッティのハイパーカーの排気システムにインスパイアされており、この場合、気候制御システムのエアベントとして機能します。
特筆すべきは、ボリードのスポーツシートで、レザーまたはアルカンタラ製であり、固定式であるため、調整可能なポジションはありません。この意味では、ドライバーはステアリングコラムとペダルのみを調整でき、このモデルはサーキット用に設計されています。ボリードは、1,450 kgのこのモデルを動かすために1,600 hpを発揮する8.0リッターW16エンジンを搭載していることを忘れないでください。このモデルの価格は400万ユーロです。